2022年03月16日

過去から学ぶF1 2022

2022年のF1では大幅なレギュレーション変更があります。
グラウンドエフェクト、18インチタイヤ、最低重量795kg、ホイールベース3600mm制限、イナーター禁止...
過去の出来事から、2022年のF1を見つめ直してみたいと思います。

 <1983年>
一説によると2022年は、1983年のグラウンドエフェクト=>フラットボトム以来の大変革との事です。
ステップドボトム=>グラウンドエフェクトの変更+αなので、1983年以上の大変革という事も頷けます。
その1983年にチャンピオンとなったのは、Brabham BMW BT52を駆るN.Piquetでした。
Brabhamの優勝回数は4回(第1戦、終盤3戦)。チームメイトのR.Patreseも優勝していました。
上から見るとイカの様だと例えられたBT52。
短くリア寄りのサイドポンツーンは、後年主流となるコークボトルとは異なる風貌でした。
レギュレーション改定初年度は、「異端」でもチャンピオンになれるとも言えます。

 <2009年>
2009年には、グルーブドタイヤ=>スリックタイヤ、前後ウィングサイズが変更されました。
現代の御伽話と呼ばれたBrawn GPも、既に13年前の出来事です。
ホンダ撤退に伴い、Mercedesを搭載したBGP001を駆るJ.Buttonがチャンピオンとなりました。
Brawn GPの優勝回数は8回(第1-2,4-7,11,13戦)。
前半戦で稼ぎ、中盤以降は失速した印象でした(第14-17戦では3位1回)。
一般的には勝因はダブルディフューザーだと言われています。
ただ「偶然」の要素が大きかったのではないかと思っています。
Mercedesのクランクシャフト高に合わせてギヤボックスを持ち上げて、「偶然」ダブルディフューザーの抜けが良くなったのではないかと。
このチーム、ホンダの頃から中盤のイギリスGP前にアップデートすると遅くなり、結局元に戻すという事を何年も繰り返していました。
何故速かったのか、どうすれば速くなるのか、判っていなかったのではないかと思います。
翌年以降Silver Arrowsとなりましたが、2010-2011年の2年間は未勝利でした。
2008年にホンダが撤退しなければとも言われますが、予定通りなら「偶然」は起きなかったのではないでしょうか。

 <2022年>
2022年の「異端」は、Red Bull RB18のフロントサスペンション、Ferrari F1-75やMercedes W13のサイドポッドあたりだと思います。
但し、後年主流になる可能性もあり得ます。
「偶然」が起きるとしたら、昨年の下位3チーム(Haas,Alfa Romeo,Williams)がチャンピオンになる必要があります。
2008年のホンダは11チーム中9位でした。
どのマシンが速いのか、どのようにアップデートするのか、楽しみです。

過去10年間(2012-2021年)のデータからも推測してみます。
・開幕戦でのウィナーがチャンピオンになる確率=20%(2015,2016年のみ)
 意外と低い確率で驚きました。
・開幕戦での2位以内がチャンピオンになる確率=70%(2013年:3位,2014年:Ret,2020年:4位以外)
 2位までに範囲を広げると確立が高くなりました。
・第2戦までのウィナーがチャンピオンになる確率=80%(2012年:第4戦,2018年:第4戦以外)
 第2戦までに範囲を広げると確率が高くなりました。
過去10年間(2012-2021年)でのチャンピオンになる条件を整理すると、開幕戦での2位以内、又は第2戦までに優勝する必要があります。
第2戦終了時点でチャンピオン候補は2-3人に絞られます。

懸念点は事故と車検です。
ポーポシングに起因する事故、宙に舞う様な事故が起きない事を願います。
車検については、サイズ違反は一発アウトとなる事が多いです。
時には2021年ブラジルGPの様な劇的なバトルを演出する事もありますが、大抵はレース翌日朝に結果が変わっていて驚き呆れます。
事故も車検も1994年の様な事が起きない事を願います。

最高のスタッフが作り上げたマシンで最高のドライバーが競い合う。
時代は変わっても、F1の真髄は変わりません。
posted by charade at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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